BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-01-14から1日間の記事一覧

『一〇三歳、ひとりで生きる作法 - 老いたら老いたで、まんざらでもない』篠田桃紅

『一〇三歳、ひとりで生きる作法 - 老いたら老いたで、まんざらでもない』篠田桃紅 このところ、ちょいちょいテレビで見かける篠田の新刊。前作『一〇三歳になってわかったこと』はベストセラーになった。立居振る舞いは、さすがに衰えてるんだけど、作品自…

『森は考える - 人間的なるものを超えた人類学』エドゥアルド・コーン

『森は考える - 人間的なるものを超えた人類学』エドゥアルド・コーン 紹介文に示されている世界観がヤバい。ふつう人間は同じような世界観を生きてるもんだけど、ここで紹介されてるルナ人のそれは、現代日本人のものとは相当かけ離れてる。いくらか人類学…

『ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方』カイゾン・コーテ

『ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方』カイゾン・コーテ ペンタゴン仕込みのメンタル強化本。まず間違いなくガチ。「恐れに支配された時に陥る『反応』を知る」とか、「意見の違う他人の考えを『道具』と考える」とか、「心の静寂を習慣に…

『本当は秘密にしたい 料理教室のベストレシピ』石原洋子

『本当は秘密にしたい 料理教室のベストレシピ』石原洋子 キユーピー3分クッキングの大先生 石原洋子の料理本。主催している料理教室で40年以上も煮込み続けて、ようやく完成させたレシピを掲載。ありがちなタイトルながら、タイトルに一切のいつわりナシ! …

『宮澤崇史の理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング』宮澤崇史

『宮澤崇史の理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング』宮澤崇史 身長164センチと小柄ながら自転車プロレーサーとして活躍した宮澤は、自らの理論を研ぎ澄ますことによって生き延びたはずだ。その理論は傾聴に値する。題にある「理論でカラダ…

『ぼくらの仮説が世界をつくる』佐渡島庸平

『ぼくらの仮説が世界をつくる』佐渡島庸平 まさしくその通りなタイトル。世界は変わり続ける。それは仮説によって世界がつくり変えられるからだ。著者の佐渡島は、漫画『宇宙兄弟』や『ドラゴン桜』を手掛けた編集者であり、作家エージェント会社コルクを立…

『日本‐呪縛の構図』R・ターガート・マーフィー

『日本‐呪縛の構図』R・ターガート・マーフィー 『日本経済の本当の話』で一気に評価を上げたターガート・マーフィーの新刊は、やはり日本がテーマだ。しかし今度は経済限定ではなく、日本そのものを語ろうとしている。こういった野心的な試みは、おうおうに…