BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-02-03から1日間の記事一覧

『とんでもなくおもしろい宇宙』 柴田一成

『とんでもなくおもしろい宇宙』柴田一成 それではここで宇宙物理学者に登場してもらおう。太陽研究の第一人者でもある柴田一成だ。一流の学者にありがちな、ぶっ飛び加減が最高だぜ。喜多郎の『古事記』とコラボした『古事記と宇宙』とかな! 何だよ、その…

『果樹 高品質多収の樹形とせん定 - 光合成を高める枝づくり・葉づくり』 高橋国昭

『果樹 高品質多収の樹形とせん定 - 光合成を高める枝づくり・葉づくり』高橋国昭 世に理論物理学者がいるのなら、理論農学者がいても不思議ではない。いや、むしろ存在すべきだ。そして、これはそういった類いの本だ。それでいて実践的でもある。以下の紹介…

『本番に強くなる! - 演奏者の必勝メンタルトレーニング』 ドン・グリーン

『本番に強くなる! - 演奏者の必勝メンタルトレーニング』ドン・グリーン どれどれ、ジュリアード音楽院のメソッドか。お手並み拝見といこうじゃないか。本番へのカウントダウンで20日前は……「契約書に署名する」! やられた。そこからメンタルトレーニング…

『幕末維新を動かした8人の外国人』 小島英記

『幕末維新を動かした8人の外国人』小島英記 NHKの大河ドラマといえば、日本史を動かした奴が主人公になるのでお馴染みだ。ここでひとつ、誰もまだ見たことがなくて、すごく見てみたくなる大河ドラマを提案したい。日本史を動かした重要人物ならオッケーとい…

『競争優位としての経営理念』 グロービス/嶋田毅

『競争優位としての経営理念』グロービス/嶋田毅 理念のある奴とない奴が争えば、十中八九、前者が勝つ。そりゃそうだ。理念がなければ、革新案も、理想像も、未来図も描けない。そんなカラッポな奴に、理念のある奴はそうそう負けない。当然それは企業にも…

『ぼくの道具』 石川直樹

『ぼくの道具』石川直樹 写真家としては土門拳賞を受賞し、ノンフィクション作家としては開高健ノンフィクション賞を受賞している石川。その上、七大陸最高峰登頂まで果たしている(※当時世界最年少記録)。神はこいつに才能を与えすぎだろ。さてこの本は、K…

『ゲーミファイ - エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来』 ブライアン・バーク

『ゲーミファイ - エンゲージメントを高めるゲーミフィケーションの新しい未来』ブライアン・バーク それまで名付けられていなかった、ある手法に対して、2011年に「ゲーミフィケーション(Gamification)」との名前が与えられ、突如として脚光を浴びるよう…