BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-02-17から1日間の記事一覧

『グーグースースー』ジョヴァンナ・ゾーボリ/シモーナ・ムラッツァーニ

『グーグースースー(そうえん社世界のえほん)』ジョヴァンナ・ゾーボリ/シモーナ・ムラッツァーニ イタリア・アンデルセン賞を受賞したジョヴァンナ・ゾーボリと、シモーナ・ムラッツァーニのコンビによる絵本。表紙のキツネが、あまりにも気持ちよさそう…

『BIS国際決済銀行 - 隠された歴史』アダム・レボー

『BIS国際決済銀行 - 隠された歴史』アダム・レボー BIS規制(バーゼル合意)で耳にしたことがあるはずのBIS(ビーアイエス)の本。ときおりBIS規制の変更で、世界中の銀行が右往左往することになる、あの謎の組織だ。スタッフは600人ほどで、その絶大な影響…

『タヌキ学入門 - かちかち山から3.11まで 身近な野生動物の意外な素顔』高槻成紀

『タヌキ学入門 - かちかち山から3.11まで 身近な野生動物の意外な素顔』高槻成紀 帰り道、住宅街の物陰から、ひょいとネコが出てくる。だが、ネコにしては歩き方がおかしい。しっぽも太い。なんだ、タヌキじゃないか。という程度には、タヌキに化かされたこ…

『美の考古学 - 古代人は何に魅せられてきたか』松木武彦

『美の考古学 - 古代人は何に魅せられてきたか』松木武彦 学校でまなぶ美術史といえば、バロック、ゴシック、ルネサンスといった、超ローカルでニッチな西洋美術史に集中しがちだ。たかだか数百年のとこだけ拾って、偏執狂のように些細なちがいをアレコレす…

『自分を開く技術』伊藤壇

『自分を開く技術』伊藤壇 サッカー選手を引退してからの中田英寿は、旅人として生きることにした。しかし伊藤壇は、その道を選ばなかった。旅人のようなサッカー選手になることを決意したのだ。まるで気ままなバックパッカーよろしく、モルディブ、ブルネイ…