BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-03-12から1日間の記事一覧

『それでも、海へ - 陸前高田に生きる』安田菜津紀

『それでも、海へ - 陸前高田に生きる』安田菜津紀 前作『ファインダー越しの3.11』につづく、フォトジャーナリスト安田菜津紀による震災の記録。津波による被害から、人々が静かに力強く立ち上がろうとする姿を、海に生きる漁師を通すことによってシンボリ…

『完全なる投資家の頭の中 - マンガーとバフェットの議事録』トレン・グリフィン

『完全なる投資家の頭の中 - マンガーとバフェットの議事録』トレン・グリフィン パンローリング社の「ウィザードブック」シリーズには、時としてこういう本物が紛れ込むから侮れない。ウォーレン・バフェットとバークシャー・ハサウェイについては説明不要…

『マティスの切り絵と挿絵の世界』海野弘

『マティスの切り絵と挿絵の世界』海野弘 晩年のマティスがハマった切り絵をまとめた一冊。個人的には油絵のマティスよりか、切り絵のマティスのが全然好み。世間的にはどうだか知らないが、こっちの方がよりマティスらしさが出てると思う。色彩と輪郭がいっ…

『そうだったのか、乗りかえ駅』西森聡

『そうだったのか、乗りかえ駅』西森聡 何かと不便することの多い乗り換え駅。本書を手にすれば、その駅の背後にあるエピソードを知ることができるので、それなりに納得できるようになるはずだ。相変わらず乗りかえで不便だったとしても。知識にはこういう効…

『アインシュタインとヒトラーの科学者 - ノーベル賞学者レーナルトはなぜナチスと行動を共にしたのか』ブルース・J・ヒルマンほか

『アインシュタインとヒトラーの科学者 - ノーベル賞学者レーナルトはなぜナチスと行動を共にしたのか』ブルース・J・ヒルマン/ビルギット・エルトル=ヴァグナー/ベルント・C・ヴァグナー ヒトラー側についたノーベル賞物理学者フィリップ・レーナルトの…