BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

人文/思想

『キャラの思考法 - 現代文化論のアップグレード』さやわか

『キャラの思考法 - 現代文化論のアップグレード』さやわか 今さらキャラの話かよ、勘弁してくれ。ちまちましたサブカル周辺の糞アプデなら腹パンな。さやわかに期待して、いい意味で裏切ってもらいたい。 現実社会でもキャラを演じることが浸透した時代、い…

『ラテンアメリカ 21世紀の社会と女性』国本伊代

『ラテンアメリカ 21世紀の社会と女性』国本伊代 ラテンアメリカが「ジェンダー格差解消の先進地域」? ウッソだろ? と思ったら、ガチだった。 議席におけるパリティ(男女同数制)を法律で規定した国がすでに六カ国あり、アルゼンチン、ブラジル、チリでは二…

『だれが幸運をつかむのか』山泰幸

『だれが幸運をつかむのか』山泰幸 山泰幸教授といっしょに昔話を読む。さて、そこに描かれる幸せの構造とは何か? よく知られる昔話の多くがハッピーエンドで終わる。この幸せの物語を構造分析で解き明かすと「贈与」「援助」「交換」といったキーワードが…

『9条は戦争条項になった』小林よしのり

『9条は戦争条項になった』小林よしのり 挑発的で問題作っぽいタイトル。いつものよしりんだな。抜群の安定性。よしりんを世論の座標軸に置いとくと、何かと参考になる。あまりブレないので、逆に世論がどの方向に向かおうとしているのか、把握しやすくなる…

『天皇のイングリッシュ』保阪正康

『天皇のイングリッシュ』保阪正康 保阪正康の新刊は不思議なタイトル。着眼点がいい。名著の予感がする。 今上天皇は終戦直後の少年時代、米国からやってきたヴァイニング夫人によって英語教育を受けた。それは米国流の民主主義を学ぶことをも意味していた…