BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

『森は考える - 人間的なるものを超えた人類学』エドゥアルド・コーン

『森は考える - 人間的なるものを超えた人類学』エドゥアルド・コーン

紹介文に示されている世界観がヤバい。ふつう人間は同じような世界観を生きてるもんだけど、ここで紹介されてるルナ人のそれは、現代日本人のものとは相当かけ離れてる。いくらか人類学を知ってる人でもインパクト大きいはず。グレゴリー・ベイトソン賞受賞作。

南米エクアドルのアマゾン河流域に住むルナ人にとっては、森は考え、イヌは夢を見る。彼らがそう考えているというのではなくて、そうしたものでしかありえない世界を彼らは生きている。

森は考える――人間的なるものを超えた人類学

森は考える――人間的なるものを超えた人類学