『地理から見た信長・秀吉・家康の戦略』足利健亮
『地理から見た信長・秀吉・家康の戦略(読みなおす日本史)』足利健亮
もうこれ絶対おもしろいだろ。交通網に流通網、それに情報網が、今とは比べ物にならないほど未発達だった時代、どこに拠点を置き、どこに目を光らせ、どこを死守すべきかという地理的問題は、極めて重大だったはず。にもかかわらず、その辺には長らくスポットが当てられてこなかった。そこを読みなおすってわけだ。
琵琶湖畔安土に壮大な天主を建てた信長。京都に聚楽第・お土居を築き、伏見城を構えた秀吉。関東に入部すると迷わず江戸に本拠を移した家康。彼らはなぜその地を選んだのか。地図や地形から検討し、戦略を読み解く。
- 作者: 足利健亮
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2015/12/15
- メディア: 単行本
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