『フレーバー茶で暮らしを変える - フランス人の日本茶革命!?』 ステファン・ダントン
『フレーバー茶で暮らしを変える - フランス人の日本茶革命!?』 ステファン・ダントン
日本食の特徴のひとつは魔改造にあり、その魔改造によって豊かな食文化を楽しめてるというのに(ナポリタンとかな!)、どうしてだか海外で日本食が魔改造されると、烈火の如く怒る連中がいる。その辺はお互い様じゃねーの。
さて、このフランス人によるフレーバー茶も、フードポリス気取りの奴らから摘発を受けそうな一品だ。フレーバーをプラスするのが、いかにも足し算の文化圏って感じだが、出来、不出来に関係なく、こういうのは歓迎する。「日本の食材を日本人が新しくアレンジする」ってなると、どうしても幅が狭くなるからな。もっとやれ。
ちなみにダントンの店おちゃらかは、コレド室町に出店してるので、品質は確かだろう。ショップ名も遊び心があっていい。こういうのをホントの茶目っ気というんだろうな(お茶だけに!)。
日本茶は日本の宝である。色・香り・味が三位一体となった味わい。
これを世界中で共有するために、フランス人ソムリエのステファン・ダントンのとった方法が、柑橘類やハーブを加えたフレーバー茶の開発。その魅力を紹介する一冊。
- 作者: ステファン・ダントン
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本
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