『チョコレートの手引』蕪木祐介
『チョコレートの手引』蕪木祐介
かつては聖ウァレンティヌスが引っ張り出され、それっぽい説明がなされていたバレンタインデー。今や告白イベントとしての側面も薄くなり、単にスイーツを食べる日として定着した。感覚としては正月にモチを食べるのに近い。
そんなバレンタインが明日に迫っているので、定番スイーツであるチョコの本を用意した。著者の蕪木は元ロッテ社員で、チョコレートの研究や製品開発にあたっていたプロ。現在は退社してカカオ栽培地での指導や加工研究に携わっている。内容のクオリティ的には問題ないだろう。冷やした板チョコでもバリバリ噛みながら読みたい。
知っているようで知らない魅惑の嗜好品、チョコレート。一本の木に実るフルーツのカカオが、一体どのように加工されてチョコレートになるのでしょう。数々の生産地を巡る筆者による、チョコレートの愉しみ方も紹介。奥深いチョコレートの世界を知るための一冊です。
- 作者: 蕪木祐介
- 出版社/メーカー: 雷鳥社
- 発売日: 2016/01/24
- メディア: 単行本
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