『ラマヌジャン - ゼータ関数論文集』黒川信重/小山信也
『ラマヌジャン - ゼータ関数論文集』黒川信重/小山信也
『ラマヌジャンζの衝撃』の黒川信重と、『素数からゼータへ、そしてカオスへ』の小山信也による、豪華なラマヌジャン本。黒川と小山はよく一緒に仕事してて、ラマヌジャンが取り結んだ縁だなー、と思う。
断るまでもないと思うが、この本は数学がものすごく好きな奴のためのものなので、軽い数学エッセイのつもりで手に取ると、「うわあ……」となってしまう。ただしラマヌジャンは、非常に興味深い人物なので、そっち方面に関心があるならば、ロバート・カニーゲルによる『無限の天才 - 夭逝の数学者・ラマヌジャン』を手に取るといいだろう。
孤高の天才数学者ラマヌジャンの数学の真価は「ゼータ関数」研究にある。いまこそ注目すべき重要論文4編の日本語訳と詳細な解説。
- 作者: 黒川信重,小山信也
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2016/02/17
- メディア: 単行本
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ロバート・カニーゲルのラマヌジャン評伝。ひとことで説明するなら、傑作。
- 作者: ロバートカニーゲル,Robert Kanigel,田中靖夫
- 出版社/メーカー: 工作舎
- 発売日: 1994/09
- メディア: 単行本
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