『鳥ってすごい!』樋口広芳
『鳥ってすごい!』樋口広芳
日曜は食後に『ダーウィンが来た!』を見ることが多いが、家の連中はこの番組のおもしろさがまったく分からないようで、「そんな動物番組の何がいいの?」とまで言われる始末。すっげー面白いのになー。とりわけバイオミメティクス的に。
このブログでも、ちょいちょい生物関係の本を紹介してるが、やっぱそれは新しいアイディアや発想法を、実際に生きてる挙動例を通して得られるから。特にそれは科学的である必要はなく(科学的であってもいいが)、信じられないサンプルを提示してくれたら、それだけでもう十分。驚きが一番の刺激になるからな。本書もシンプルに『鳥ってすごい!』と感嘆してて、その「!」が好奇心をドライブさせる。著者は山階芳麿賞を受賞してる、ガチで鳥類学のエキスパートである樋口広芳。
鳥類学の第一人者が語る鳥の巧みさ、面白さ!
200日間休まず飛び続ける鳥、地球と月を2往復する距離を飛ぶ鳥、日本列島を泳いで1周する鳥などなど、鳥たちの巧みですばらしい技や興味深いエピソードをあます所なく紹介。
- 作者: 樋口広芳
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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