『仕事の壁にぶつかった僕に、たとえば宇宙人なら何を教えてくれるだろう?』森まりも
『仕事の壁にぶつかった僕に、たとえば宇宙人なら何を教えてくれるだろう?』森まりも
どこから突っ込めばいいのか分からないが、まあ色いろヒドい。いちおうビジネス自己啓発書? 表紙イラストは、しりあがり寿。タイトルはラノベ風。宇宙の彼方にある誕生間もない銀河を発見した谷口義明がコメントを寄せていて、それによれば「宇宙人サラの教えは、すべて宇宙の原理に基づいている。そのため、本書は宇宙のことがわかる科学の入門書」らしく、この本をどう受け取ったらいいのか、ますます分からなくなる。
宇宙規模で考えたら仕事の悩みなんて、そりゃ一瞬で解決するものかもしれないが、その一方でまるで参考にならないような気もする。だいたい宇宙人にアドバイスを求める発想が狂ってる。ぶつかってる壁は、仕事の壁ではないのではないか。
30歳を目前にした中堅家電メーカーの営業マン、鈴木タカシ。彼は、いわゆる「30歳の壁」で仕事で行き詰まっていた。そんなある日、彼のもとに宇宙人サラがやってきたのである。
地球人よりも進んでいる宇宙人から、タカシは仕事や生き方について、様々なことを学ぶ。
仕事の壁にぶつかった僕に、たとえば宇宙人なら何を教えてくれるだろう?
- 作者: 森まりも
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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