BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-01-25から1日間の記事一覧

『若い読者のための第三のチンパンジー - 人間という動物の進化と未来』 ジャレド・ダイアモンド/レベッカ・ステフォフ

『若い読者のための第三のチンパンジー - 人間という動物の進化と未来』ジャレド・ダイアモンド/レベッカ・ステフォフ 『銃・病原菌・鉄』で知られるジャレド・ダイアモンドの新刊! となれば、もっと大々的に取り上げたいとこだが、内容的には旧作のアップ…

『2016 スクール・マネジメント・ノート - 校長・教頭のためのスケジュール帳』教育開発研究所/小島宏

『2016 スクール・マネジメント・ノート - 校長・教頭のためのスケジュール帳』教育開発研究所/小島宏 年末年始の書店にはスケジュール帳が並ぶ。冬の風物詩だ。ローカルな手帳やニッチな手帳を眺めるのは面白い。これはそのひとつで、校長・教頭職に特化し…

『企画はひっくり返すだけ! - 「離婚式」「涙活」を成功させたぼくのアイデア術』 寺井広樹

『企画はひっくり返すだけ! - 「離婚式」「涙活」を成功させたぼくのアイデア術』寺井広樹 タイトルの乱暴さが良い。だが、この本に書かれていることを、まんま実行すると、ほぼ間違いなく爆死するはずだ。寺井は離婚式の発案でことに有名だが、離婚式が成…

『バカとブスこそ金稼げ!』 泉忠司

『バカとブスこそ金稼げ!』泉忠司 題がひどい。「ここまでヒドいと、それなりに考えがあってのことだろう」と思ったら、やっぱりその通りだった。そしてレビューを見る限り、著者の思惑通りに運んでいる。やるじゃん。 書店員や書店を訪れる見込み客には反…

『これがガバナンス経営だ - ストーリーで学ぶ企業統治のリアル』 冨山和彦

『これがガバナンス経営だ - ストーリーで学ぶ企業統治のリアル』冨山和彦 冨山和彦の新刊はガバナンス本。『会社は頭から腐る』、『結果を出すリーダーはみな非情である』など好著連発の冨山なので、何も心配はいらないな。 権力メカニズムの機能不全が企業…

『「忙しい」を捨てる - 時間にとらわれない生き方』アルボムッレ・スマナサーラ

『「忙しい」を捨てる - 時間にとらわれない生き方』アルボムッレ・スマナサーラ スリランカ出身の僧侶アルボムッレ・スマナサーラ。タイトルに反して、本人はメチャクチャ忙しそうだ。去年12月と今年1月だけで9冊の本を出している。おもしろすぎ。そういう…

『我が家の絶品ママカレー』田中優子

『我が家の絶品ママカレー』田中優子 中途半端な外食を重ねるうちに気づく。「あれ、自分ちのメシのが全然ウマくね?」。いわゆる青い鳥現象である。美味い料理は自宅にあった。カレーもそのひとつ。妙にクセのある専門店のカレーや、逆にまるでパンチのない…