BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-01-26から1日間の記事一覧

『科学者、あたりまえを疑う』佐藤文隆

『科学者、あたりまえを疑う』佐藤文隆 シンプルにおもしろそう。表紙イラスト太陽の脱力感がすばらしい。著者は仁科記念賞を受賞してる理論物理学者だが、この脱力感で仕事してたら最高すぎる。科学エッセイ。 科学の本質を見つめて、いま起きている社会の…

『はじめてのプロジェクションマッピング』小笠原種高

『はじめてのプロジェクションマッピング』小笠原種高 個人でプロジェクションマッピングやるのは、ハードル高いはずだが、この本があれば何とかなるような気がしてくる。あれってフリーソフトでも作れるものなのか。さすが工学社。 本書は、プロジェクショ…

『ワインは楽しい!』オフェリー・ネマン

『ワインは楽しい!』オフェリー・ネマン フランスでワイン本がベストセラーになるのは、不思議な現象にも思える。しかしワインを芋焼酎だと考えると腑に落ちるはずだ。日本人だって芋焼酎にそんなに詳しいわけではない。ボルドーとドンペリを、本格焼酎と森…

『なんのために勝つのか - ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論』廣瀬俊朗

『なんのために勝つのか - ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論』廣瀬俊朗 去年にわかに日本を襲ったラグビーブーム。著者はエディー・ジャパンで以前キャプテンをしていた廣瀬俊朗。ラグビーワールドカップ2015では、そのキャプテンを解任され、…

『魔法の世紀』落合陽一

『魔法の世紀』落合陽一 だいぶ古い本(2015年11月刊)で申し訳ない。俺のメモだ。もうさんざん賞賛されてるので、あれこれ考えず、さっさと読んじまえ。アタリだろ、これ。 国際的な注目を集める研究者でありメディアアーティストでもある落合陽一が、今現…

『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』ヤマザキマリ

『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』ヤマザキマリ 『テルマエ・ロマエ』で知られるザキヤマによる美術論。まず外さないだろう。才能ある変人に対する、歪んだ愛情の深さはよく知ってる。それを原動力にザキヤマは仕事してる感すらあるからな。とり・みき…

『戦略インテリジェンス論』 シャーマン・ケント

『戦略インテリジェンス論』シャーマン・ケント 現代インテリジェンスの土台を築いた超大物、シャーマン・ケント(※英Wikipedia)。CIAの学校名(Sherman Kent School for Intelligence Analysis)にもなってる程。そのケントが記した古典的名作とされるのが…