BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-03-09から1日間の記事一覧

『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか - 孫正義のYesと言わせる技術』三木雄信

『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか - 孫正義のYesと言わせる技術』三木雄信 なぜかタイトルで軽くディスられる孫正義。書き手の三木は、社長室長の頃に孫正義と間近に接していた。それでいて、誰もが思っていて、口にできなかったことを…

『幕末に海を渡った養蚕書』竹田敏ほか

『幕末に海を渡った養蚕書』竹田敏ほか 上垣守国が1802年に書いた養蚕書『養蚕秘録』が、シーボルトによってオランダを経由し、フランスで翻訳され、後にイタリア語にも訳された経緯と時代背景を追った本。ちなみにフランスでは19世紀後半から養蚕業が衰退、…

『ひまわり8号 - 気象衛星講座』伊東譲司/西村修司/田中武夫/岡本幸三

『ひまわり8号 - 気象衛星講座』伊東譲司/西村修司/田中武夫/岡本幸三 天気予報でおなじみの気象衛星ひまわり。あれだけよく耳にするのに、実際のところ何をやってるのか、まったく知らない。ひまわり8号リアルタイムWebからスペックの高さは垣間見えるが…

『打撃の神髄 - 榎本喜八伝』松井浩

『打撃の神髄 - 榎本喜八伝』松井浩 偉大な打者にして、ミステリアスな存在、それが榎本喜八だ。安打製造機と呼ばれた最初の選手であり、実に数多くの伝説的なエピソードを持つ。その辺りをざっと知りたいなら、Wikipediaやニコニコ大百科を見るといい。求道…

『インド人の「力」』山下博司

『インド人の「力」』山下博司 このところインド関係の書籍を多く目にする。やはり中国の次はインドなんだろう。著者の山下は、長年インドに住み、インド哲学、思想書をいくつも出しており、この方面の書き手として信頼できる。その山下が注目するインド人の…