『いのちをむすぶ』佐藤初女
『いのちをむすぶ』佐藤初女
先月1日に亡くなった佐藤初女、最後の書籍。ダライ・ラマ法王と映画に出演したり、「森のイスキア」を主催したりで、東北のマザーとも呼ばれていた。94歳まで生きたので大往生だと思う。合掌。
ただ手料理をふるまうだけで、人を癒してきたシンプルな事実が、あれこれ難しく考えがちな気分をリセットさせる。いくらか神格化されてるきらいがあるので、ちょっと距離を置いて、それから改めて接した方が、佐藤初女のやってきたことの意味が、よく分かるのではないかと思う。フラットな目線で見ないと、逆によくない気がするんだよな、この人の場合。
初女さんが、人生を通じて伝え続けていらしたこと、多くの人々の救いとなってきたお心を66の短いメッセージとし、20年来の交流がある写真家・岸圭子さんの美しいカラー写真とともにまとめました。
- 作者: 佐藤初女
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/03/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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