『現代写真論 新版 コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ』 シャーロット・コットン
『現代写真論 新版 コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ』 シャーロット・コットン
晶文社のいい仕事。ハンパな写真論は世に溢れているが、読むならこの一冊だ。
著者のシャーロット・コットン(※英Wikipedia)は、イギリス国立メディア博物館ではクリエイティブ・ディレクターを、英V&A美術館では写真キュレーターを務めた本物だ。ラックマ(LACMA)やフォトグラファーズ・ギャラリーでのキャリアもあり、いわば写真評論界の世界的な権威とも言える。
興味が湧いたら、昨年の『写真は魔術 - アート・フォトグラフィーの未来形』を続けて読むといい。
写真は単なる記録媒体を超え、あらゆる価値を貯えこんだアートとして、表現の幅を広げている。
世界の現代アーティストによる作品約250点を収め、歴史的にも美術的にも正しい解釈をあたえる無類の写真評論。
現代写真論 新版 コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ
- 作者: シャーロット・コットン,大橋悦子,大木美智子
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2016/01/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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