『「感動」ビジネスの方程式 - 「おもてなし」を凌駕する驚異の手法』杉元崇将
『「感動」ビジネスの方程式 - 「おもてなし」を凌駕する驚異の手法』杉元崇将
泣ける話、腹立たしい話のテンプレートは、さほど手間をかけずに作れるだろう。では、「感動する話は?」となると、幅が広すぎて、たじろいでしまう。しかし「客目線で感動する話は?」とすると、多少は幅が狭まる。さらに「客目線での喜び」、「(同)驚き」と絞っていくと、何とかなりそうな気がしてくる。いや、ぜんぜんテンプレに落とし込めそうだ。
この本は「感動ビジネスの方程式」を謳ってて、ウサンくささを感じた奴もいるだろうが、よくよく考えてみれば、別にそんな難しい話でもなさそうだ。ただ俺としては、感動を押し付けられるのは逆にイヤで、接客はフツーにしてもらうのが一番心地よい。昼に行きつけの店が何軒かあって、その内のつけ麺屋では、妙に常連扱いされ、かえって足を運びにくいんだよな。
感動を与える接客は属人的要素が多く、マニュアル化・平準化しづらいと考えられてきた。しかし、感動創出のフレームワークをマニュアル化すれば、誰でも顧客に感動を与え、実績があがるという。
本企画では感動の方程式を、実例を交え解説していく。
「感動」ビジネスの方程式―「おもてなし」を凌駕する驚異の手法
- 作者: 杉元崇将
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: 単行本
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