『メソポタミアとインダスのあいだ - 知られざる海洋の古代文明』 後藤健
『メソポタミアとインダスのあいだ - 知られざる海洋の古代文明』後藤健
古代海洋文明と聞いただけで、いきなりテンションが上がってしまう奴のための本。ヴェーイ!
というか中東情勢が悪くなりすぎて、人類最古の文明跡地を訪ねにくくなった現状はマジで憎い。あの辺をオモチャにしてる連中は、人類の歴史を愚弄してるクソ野郎だわ。
メソポタミアには人類最古の文明が誕生した。そこは農産物こそ豊富だったが、木材、石材、金属などの必要物資はほとんどなく、すべて遠隔地からの輸入に頼っていた。輸送を担ったのはアラビア湾の海洋民たちである。
彼らは湾内に拠点を構え、遠くメソポタミアからイラン、インダス河流域まで出張して取引し、巨富を得ていた。一大交易ネットワークを築き上げた湾岸文明の実態がいま明かされる。
メソポタミアとインダスのあいだ: 知られざる海洋の古代文明 (筑摩選書)
- 作者: 後藤健
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/12/14
- メディア: 単行本
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