『未来型国家エストニアの挑戦 - 電子政府がひらく世界』ラウル・アリキヴィ/前田陽二
『未来型国家エストニアの挑戦 - 電子政府がひらく世界』ラウル・アリキヴィ/前田陽二
住基カード(2015年12月で発行終了)の時代から、未来型国家として注目されていたエストニア。この記事なんかは、2007年のものだ。「住基カードの普及策はエストニアの国民IDカードに学べ」というタイトルが泣かせる。そうそう、2000年にe-Japan構想というのがあったんだよなー。
さて、本書の書き手は、『IT立国エストニア』の著者でもある前田陽二。内容的には前著のアップデート版といった感じか。マイナンバー制度は、今のところまずまず(?)の滑り出しを見せているが、この先の利用具合はどうなることか。とりあえず「情報提供等記録開示システム(マイナポータル。2017年から稼働予定)」の出来次第だとは思うが、アクセス解析の信頼性がどうもクソっぽいんだよなー。
世界で最も進んだ電子政府を持つ国、エストニア。未来型のオープンガバメントをいち早く実現し、さらに進化させているこの国の現在の姿を最新情報とともに紹介します。
未来型国家エストニアの挑戦 電子政府がひらく世界 (NextPublishing)
- 作者: ラウルアリキヴィ,前田陽二
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: Kindle版
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