『意識と無意識のあいだ - 「ぼんやり」したとき脳で起きていること』マイケル・コーバリス
『意識と無意識のあいだ - 「ぼんやり」したとき脳で起きていること』マイケル・コーバリス
『進化心理学が探る言語の起源』に『からだの左右と心理』など、ヘンな角度から心理学に向き合っているマイケル・コーバリス。その新作は、やっぱりヘンな感じだ。
デジタルドラッグのSNSに、スマホ用パチンコのソーシャルゲームが代表的だが、いまの時代は四六時中なにかに意識を向けていなければならない。ぼんやりした状態に価値なんかあるはずない。それなのにマイコー、お前はマインドワンダリングの意義に気づいてしまったのか! まったく罪深い奴だぜ。
私たちの心は日中の半分はどこかをさまよっている。この「ぼんやり」した状態のとき、意識的にするのとは異なるしくみで脳が活性化し、膨大な記憶が整理され、創造性や共感力が育まれる。
脳科学・心理学で注目を集める新たな脳と心のメカニズムを、この分野の研究の世界的第一人者が解き明かします。
意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること (ブルーバックス)
- 作者: マイケル・コーバリス,鍛原多惠子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 新書
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