BOOK HUNTING

ノンフィクション系の新刊、近刊を平日5冊、週30冊ペースで紹介。児童書から医学書まで。

2016-01-27から1日間の記事一覧

『マイケル・パーマー - オルタナティヴなヴィジョンを求めて』 山内功一郎

『マイケル・パーマー - オルタナティヴなヴィジョンを求めて』山内功一郎 マイケル・パーマーって誰だ? どうやらこいつ(※英Wikipedia)みたいだ。多方面におかしなことをやってるな。野村喜和夫も推してるし、意外とアタリかもしらん。 現代アメリカを代…

『研究者としてうまくやっていくには - 組織の力を研究に活かす』 長谷川修司

『研究者としてうまくやっていくには - 組織の力を研究に活かす』長谷川修司 名門ブルーバックスから世渡りの本が出るとは、これは一体どういうことだ(困惑)。ネタとしては面白いが、悲しい気分になってくる。それだけ研究職の現状は厳しいってことか。 学…

『自由に生きる』 プラユキ・ナラテボー

『自由に生きる』プラユキ・ナラテボー 埼玉出身のプラユキ・ナラテボー新刊。ヘンな経歴のわりに、本人はいたって邪気のない顔をしてるので、あちこちで頭をぶつけながら苦労したんだろうな。自由をつかむのは楽じゃない。 タイの森林僧院と日本を往復して…

『物を作って生きるには - 23人のMaker Proが語る仕事と生活』 John Baichtal

『物を作って生きるには - 23人のMaker Proが語る仕事と生活』John Baichtal オライリーのMake:Japan Booksシリーズ新刊。翻訳は野中モモ。日本語版の追加エッセイとインタビューのメンバーが微妙なレベルで豪華。べつに物を作って生きようとは思わないが、…

『ガーゼルガーの黒い真珠 - イスラーム美術の文様 アラベスクの源流を求めて』 アブドゥル・ナセル・サワビー

『ガーゼルガーの黒い真珠 - イスラーム美術の文様 アラベスクの源流を求めて』アブドゥル・ナセル・サワビー 渋い! 実に渋い仕事だ。著者はアフガニスタンの国立ヘラート大教授。イスラムとアラベスクは、切っても切り離せない。よって、その源流を求める…

『チームのことだけ、考えた。 - サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか』 青野慶久

『チームのことだけ、考えた。 - サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか』青野慶久 社員が楽しそうに働いてないことに、問題を感じていなかった社長の青野。致命的なアホだ。そのアホが、自らのアホさに気づいてく部分…

『われら勝ち得し世界 - セクシュアリティの歴史と親密性の倫理』ジェフリー・ウィークス

『われら勝ち得し世界 - セクシュアリティの歴史と親密性の倫理』ジェフリー・ウィークス ジェフリー・ウィークス、ひさびさの翻訳書(本人は比較的多作)。ネタがLGBTってだけだと、正直あんま興味が出ない。しかし性の解放、女性解放という流れを追った上…